Last Modified 2004/08/29



RMS−158 アテナ



 対艦打撃能力に劣る連邦軍。そのMS種別の展開方法は当然であった。一年戦争の頃より、敵対勢力に対しては圧倒的な戦力差をもって立ち向かうという戦略上、相手の艦船を潰すという戦術は存在しなかった。しかし、木星帰りのニュータイプ、パプテマス・シロッコの設計によるMS「パラス・アテネ」の対艦打撃力は、連邦軍に対して新たなMS展開を目覚めさせることになった。
 そのような連邦軍のMS展開の中で生まれた「RMS-158 アテナ」は、パラス・アテネの設計思想を受け継いだ対艦船用打撃MSである。迫りくるネオ・ジオンの脅威に対抗する目的で作られているため、設計期間を限りなく短縮し、同時に高生産性を維持できるようフレームからの設計は行わず、連邦軍の量産型MSバーザムを基本として設計を行っている。また、バーザムのフレームを流用したため、機体に対して大きな負担を強いる対艦ミサイルもPMX-001では8基を搭載していたものが4基と半減されている。
 機体のフレームはバーザムではあるものの、艦船に対する強襲任務が目的であるため、対MS戦闘は考慮せず、対艦ミサイル以外の兵装は軽微にまとめられている。しかしながらバーザムに比べて追加スラスターやソリッドロケットモーターの装備により、量産MSの発展機体としては比較的良好な推進力を誇る。
 基本的に、アテナは単機での行動を前提としておらず、艦船近傍まで接近するために護衛MSを率いて戦闘行動を行う。ダブリンへのコロニー落とし阻止のため実際に運用された際には、アテナ3機に対してジム3の護衛用カスタム機体を6機、合わせて9機・3小隊にて出撃している。
 しかしながら、この際の戦闘ではMSパイロット技量はアクシズ艦隊護衛MSの方が圧倒的に上であったため不幸にしてアテナ小隊はその対艦攻撃性能の実力を発揮する事もなく、あえなく全滅。この結果をMS性能によるもの大と判断した連邦軍はアテナ開発の凍結を決定。アテナ量産機の配備は幻に終わった。

設定文はLuckyStarさまの書き込みを一部引用させていただきました。




サイコガンダム用データシート

RMS−158 アテナ

移動力(W)

攻撃方法

命中値

威力

移動力(H)

3/9

ビームサーベル切る

−2

最大出力回数

ビームサーベル突く

−1

誘爆値

ビームサーベル受け

 

耐久力

 

 

 

指揮範囲

反応性能

3/4

ポイント

16

シールド性能

格闘戦闘能力

装甲

回避値

シールド防御

正面

10

 

側面

 

後面

 

武装\距離

10

11

12

13+

タイプ

回数

ビームライフル

−3

−2

−2

−1

−2

−2

−3

−4

−5

−6

−7

−10

 

12

 

右(左)

 

グレネード

−3

−2

−3

−4

−5

−6

−7

−8

−9

 

 

 

 

(4)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

×2

対艦ミサイル

−5

−4

−4

−3

−3

−4

−4

−5

−5

−6

−7

−8

−9

(10)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胴体

×4

ソリッドロケットモーター装備
最大移動力+2:使用可能回数一回


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